シオザイアの天鳳日記

天鳳は人生だが人生は天鳳ではない

天鳳特有のアレ

前回の記事が結構好評で嬉しかった。今後も気が向いたら書こうと思う。

あまり推敲せずに投稿したのは後悔しているけど。

 

公開して数時間後に

「氷の牙は第四世代体からだから冷凍パンチじゃないのかね(ニチャア)」

という指摘が飛んできて変な汗が出ました。

金輪際インターネット麻雀オタクと関わるのを辞めます。

 

今回は麻雀の話だけ。ベタオリ何切るを1つ。

 

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南3局。最後の一巡で、南家の立直への現物が尽きた局面。少し不気味な河だが、何を切る?

ま、2mが普通ですわな。

 

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狂ってる?それ褒め言葉ね。

 

決してクリミスでも見落としでもなく、2pが最も放銃率の低い牌と考えた。

以下、順を追って説明する。

 

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北家の1pラグ。

東家は23pを所持していることが分かる。

 

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北家3pラグ。

東家は24pまたは45pを所持していることが分かる。

 

最初の局面に戻る。

 

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ラグにより得られた情報を整理すると、東家は234pを所持していることが確定する。

つまり3p4p四枚見え、2p三枚見えである事が分かる。

 

この情報をもとに、放銃パターンの少ない牌を精査していく。

両面に刺さらない牌は2p,7p,2m,東の4種。

上家の切り出しから、単騎以外の愚形に刺さり得る7p,東を除外する。

 

いよいよ2pと2mの比較に入る。

2pはワンチャンスの単騎にしか刺さらないが、2mは生牌。中張牌の切り出し方からまず無いと言っていいが、一応カンチャン・シャンポンにも刺さり得る。

 

以上の考察により、微差ではあるが、放銃率は2m>2pであると結論付けた。

 

因みに結果はと言うと…

 

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そういうことです。

ラグ読みの甲斐あって、この半荘は2着で終える事ができた。

 

どうだろう。いやどうだろうも何もただのドヤ牌譜なんだけど。

 

ラグ読みについては賛否分かれるところだろう。

自分はラグ読みというものを、天鳳に於ける技術の一つだと考えている。

つまり、手組みや押し引きと同等のものであると。流石に、それらよりは優先度は低くなるが。

 

自分と同じようにラグ読みを技術的な物と捉えていて、出来ることなら読みたいが、優先度が低い割に処理しなければならない情報が多くてやる気にならない、という人もいるだろう。そんな人のために、効率の良い覚え方を少しだけ紹介する。

因みにこれは手出し・ツモ切りの記憶にも有効な方法なので、アンチラグ読み派の皆さんにも読んで頂きたい。

 

自分のオススメは

①「声に出す」

②「得られる情報と関連付けて覚える」の2つの方法。

 

まず①に関して。

「下家〇〇ラグ」「対面〇〇手出し」のように声に出すだけで、確実に記憶に残りやすくなる。

また、他家が切ると同時に声を出す習慣を付けることで、手出しツモ切り・ラグを見落とす事も少なくなる。

原始的だが、かなり効果的だ。

 

次に②「得られる情報と関連付けて覚える」に関して。

働いてない上に独り言話しながらゲームなんてしてたら家族に見放されるかも…という方にはこちらの方法を推奨する。

ラグや手出しを単体で記憶するのは難しいが、そこから得られる情報と関連付けるとグッと記憶し易くなる。

「下家の9pラグ→対面は78pを所持している可能性が高い」

「下家打9p、その後安牌を挟んで8p手出し→下家は6pを所持している可能性が高い」という具合にだ。

この手法は多くの人達が自然と採用しているものだと思う。

逆に、情報を得ることができなければ手出しツモ切り・ラグの記憶には何の意味もない、という事も分かる。これ、当たり前なようだけどかなり大事。

 

手出しツモ切り・ラグがなかなか覚えられないという方には是非一度試してもらいたい。

 

それでは。